日本語能力試験 N3
JLPT N3 模擬試験 #C2
Japanese-Language Proficiency Test · Practice
Language Knowledge — Vocabulary
言語知識(文字・語彙)
制限時間の目安 30分
問題1 _のことばの読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
1梅雨の時期は部屋の湿気が気になる。
正解 ③ 湿気は特別な読みで「しっけ」。
2この先の山道はとても険しい。
正解 ① 険しい=けわしい。「きびしい(厳)」「はげしい(激)」「くわしい(詳)」と混同しやすい。
3娘はとても素直な性格だ。
正解 ④ 素直=すなお(特別な読み)。「そっちょく」は率直。
4空港でスーツケースを預ける。
正解 ② 預ける=あずける。「さずける(授)」と区別。
5駅で偶然昔の友人に会った。
正解 ① 偶然=ぐうぜん。
6この手続きは少し複雑だ。
正解 ② 複雑=ふくざつ。「雑」はこの語で「ざつ」。
7時間に遅れそうで、慌てて家を出た。
正解 ④ 慌てる=あわてる。「あせる(焦)」と意味も読みも近いので注意。
8このお菓子には卵が含まれている。
正解 ① 含まれる=ふくまれる。「包まれる(つつ)」と混同しやすい。
問題2 _のことばを漢字で書くとき、最もよいものを1・2・3・4から一つえらびなさい。
9みんなが彼の意見にさんせいした。
正解 ② 賛成。「賞」と形が似ているので注意。
10図書館で本を三冊かりた。
正解 ① 借りる。「貸す(かす)」と意味が逆なので混同しないこと。
11いろいろなけいけんを積みたい。
正解 ③ 経験。「軽(けい)」「検(けん)」と字形・読みが近い。
12彼はしょうじきに本当のことを話した。
正解 ④ 正直。「政」「値」と字形が似ている。
13川に新しいはしがかかった。
正解 ① 橋。同音の「端(はし)」「箸(はし)」と区別する。
14友達を家族にしょうかいした。
正解 ② 紹介。「招(しょう)」「界(かい)」と混同しやすい。
問題3 ( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
15約束の時間に( )ように、早めに家を出た。
正解 ④ 時間に間に合う=遅れずに着く。
16使い方が分からなかったので、機械の( )を読んだ。
正解 ① 使い方が書いてあるのは説明書。
17最近とても忙しくて、( )寝る時間もない。
正解 ③ 「ほとんど〜ない」で「ほぼない」の意味。
18道が込んでいて、待ち合わせに( )してしまった。
正解 ④ 時間に遅れる=遅刻。
19このスープは味が( )ので、塩を少し足した。
正解 ② 味が薄い→塩を足す、という流れ。
20手続きが( )で、何をすればいいのか分からなくなった。
正解 ① 分からなくなる原因=複雑。
21合格するために、毎日( )勉強している。
正解 ③ 努力のようすを表すのは一生懸命。
22エアコンが動かなくなったので、( )に来てもらった。
正解 ② こわれた物を直す=修理。
23彼女は人の気持ちを( )のが上手だ。
正解 ④ 気持ちが分かる=理解する。
24急に雨に降られて、服が( )になってしまった。
正解 ① ぬれたようす=びしょびしょ。
25この計画については、もう一度よく( )必要がある。
正解 ② よく調べて考える=検討する。
問題4 _のことばに意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
26彼の説明はあいまいだった。
正解 ④ あいまい=はっきりしない。
27山田さんはめったに遅刻しない。
正解 ① 「めったに〜しない」=「ほとんど〜しない」。
28最近、仕事がきつい。
正解 ③ きつい=つらい・大変だ。
29駅でたまたま先生に会った。
正解 ② たまたま=偶然。
30その知らせを聞いてびっくりした。
正解 ④ びっくりする=驚く。
問題5 つぎのことばの使い方として最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
31募集
正解 ① 募集=人や作品などを広く集めること。2は返却、3は質問、4は招待が正しい。
32苦手
正解 ③ 苦手=うまくできない・好きでない。物の味や天気には使わない。4は意味が逆。
33預ける
正解 ② 預ける=物や人を他人に頼んで管理してもらう。1は「運んで」、4は「質問した」が自然。
34ぐっすり
正解 ④ ぐっすりは「よく眠る」ようすにのみ使う副詞。
35解決
正解 ① 解決=問題が片づくこと。2は合格、3は完成が正しい。
Language Knowledge (Grammar) / Reading
言語知識(文法)・読解
制限時間の目安 70分
問題1 つぎの文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
36一度行くと約束した( )、必ず行きます。
正解 ② ~からには=「~した以上は」。当然そうすべきだという気持ちを表す。
37母が急に病気になった( )、旅行に行けなくなった。
正解 ③ ~せいで=悪い結果の原因。良い結果なら「おかげで」。
38先生に聞いてみた( )、明日は休みだそうだ。
正解 ④ ~たところ=「~してみると/~した結果」。
39この薬を飲めば、すぐによくなる( )。
正解 ① ~はずだ=当然そうなると予想される。
40雨が降りそうだから、傘を持っていった( )がいい。
正解 ② ~たほうがいい=助言・アドバイス。
41若い( )に、いろいろなことに挑戦したほうがいい。
正解 ③ ~うちに=「~の状態が続く間に」。「若いうちに」。
42彼は英語が話せる( )、中国語も話せる。
正解 ① ~ばかりか=「~だけでなく(さらに)」。
43彼女はアルバイトをし( )、大学に通っている。
正解 ④ ~ながら=二つの動作を同時に行う。
44この問題は難しすぎて、私( )は解けない。
正解 ③ ~にとって=「~の立場から見ると」。
45天気予報( )、明日は晴れるそうだ。
正解 ② ~によると=情報の出どころ(伝聞)。文末は「そうだ」と呼応。
46あの店の前を通る( )、いいにおいがしてくる。
正解 ① ~たびに=「~するときはいつも」。
47日本語が上手になる( )、毎日声に出して練習している。
正解 ④ 目標が無意志的な変化(上手になる)なので「~ように」。意志動詞なら「~ために」。
48彼が来る( )どうか、まだ分からない。
正解 ③ ~かどうか=「~か、そうでないか」。
問題2 つぎの文の ★ に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
49子供のころは、★ __ __ __ ものだ。
1 遊んだ2 公園で3 よく4 父と
正解 ③ 正:子供のころはよく父と公園で遊んだものだ。★=「よく」。
50このレストランの料理は、__ __ ★ __。
1 なかった2 おいしく3 見た目4 ほど
正解 ② 正:見た目ほどおいしくなかった。★=「おいしく」。
51__ __ __ ★。
1 見つからなかった2 いくら3 答えが4 考えても
正解 ① 正:いくら考えても答えが見つからなかった。★=「見つからなかった」。
52駅に着いたら、__ __ ★ __。
1 頼んだ2 ように3 電話して4 くれる
正解 ② 正:電話してくれるように頼んだ。★=「ように」。
53留学する前に、__ ★ __ __。
1 よかった2 おけば3 もっと英語を4 勉強して
正解 ④ 正:もっと英語を勉強しておけばよかった。★=「勉強して」。
問題3 つぎの文章を読んで、文章全体の内容を考えて、【1】から【5】の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
自転車のパンク私は毎朝、駅まで自転車で通っている。ある日、いつものように自転車で駅へ向かっていた【1】、突然タイヤがパンクしてしまった。仕方なく、自転車を押して歩いて行くことにした。
自転車を押して歩いていると、いつもは気づかなかった町の様子がよく見えた。【2】、自転車で速く通り過ぎていたときには【3】小さな花屋やパン屋が、あちこちにあったのだ。
もし自転車がパンクしていなかったら、こんな発見はできなかった【4】。不便なことも、考え方【5】、いい経験になるのだと、その日、私は思った。
54【1】
正解 ② ~ているところ(に/、)=ちょうどその時に出来事が起こる。
55【2】
正解 ③ 前の文を言いかえて具体的に説明しているので「つまり」。
56【3】
正解 ③ これまで存在に気づいていなかった店、という意味になる「気づかなかった」。
57【4】
正解 ① 「もし~なかったら…なかっただろう」という反実仮想。
58【5】
正解 ② ~によっては=「~しだいで/場合によって」。「考え方によっては」。
問題4 つぎの(1)から(4)の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1)社員のみなさんへ
来週の月曜日に予定していた社内研修ですが、講師の都合により、火曜日の同じ時間に変更になりました。場所は変わらず、3階の大会議室です。資料は当日こちらで配りますので、各自で用意する必要はありません。参加できない方は、金曜日までに田中まで連絡してください。
総務部
59このお知らせを読んで、社員がしなければならないことは何か。
正解 ④ 資料は不要、日は火曜に変更、連絡は「参加できない場合のみ」田中へ。
(2)私は人と話すのが苦手だった。特に大勢の前で発表するときは、いつも緊張して、うまく話せなかった。しかし、ある先輩に「失敗してもいいから、まず練習しなさい」と言われ、毎日少しずつ声に出して練習するようにした。すると、半年後には、前ほど緊張しなくなった。続けることの大切さを、このとき初めて知った。
60「私」は、何によって緊張しなくなったか。
正解 ① 毎日少しずつ練習を続けた結果、緊張しなくなった。
(3)図書館をご利用のみなさまへ
本は一度に5冊まで、2週間借りることができます。返す日に間に合わないときは、一度だけ期間を延ばすことができますが、ほかの人が予約している本は延ばせません。延ばしたいときは、本を持たずに、電話かカウンターでお申し込みください。
61借りた本の期間を延ばしたいとき、どうすればよいか。
正解 ② 「本を持たずに、電話かカウンターで申し込む」とある。
(4)最近、買い物のときに自分の袋を持っていく人が増えた。以前は、店でもらえる袋を当たり前のように使っていたが、それが環境によくないと考える人が多くなったからだろう。便利さよりも環境を大切にしようという気持ちは、これからもっと広がっていくと思う。
62自分の袋を持っていく人が増えたのは、なぜだと筆者は考えているか。
正解 ③ 「環境によくないと考える人が多くなったから」と述べている。
問題5 つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1)スマートフォンが広まってから、人とのつながり方が大きく変わった。昔は、友達と連絡を取るには電話をかけるか、手紙を書くしかなかった。電話をかけるときは、相手の都合を考えて時間を選んだものだ。
今は、メッセージを送れば、相手は好きなときにそれを読んで返事ができる。だから、相手の時間をじゃましないという点では、とても便利になったと言える。
しかし、いつでも連絡が取れるようになったことで、新しい問題も生まれた。メッセージを送ったのにすぐに返事が来ないと、不安になったり、相手が怒っているのではないかと心配したりする人もいる。本当は、相手はただ忙しいだけかもしれないのに。
便利な道具は、使い方によって、人を安心させることも、不安にさせることもある。大切なのは、道具に使われるのではなく、自分が道具をうまく使うことだろう。
63昔の連絡方法について、筆者はどう言っているか。
正解 ① 「相手の都合を考えて時間を選んだものだ」とある。
(1)
64ここでいう「新しい問題」とは、どんなことか。
正解 ② すぐ返事が来ないと不安になったり心配したりする人がいる、と述べている。
(1)
65この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
正解 ③ 「道具に使われるのではなく、自分が道具をうまく使うことが大切」が結論。
(2)私は学生のとき、レストランで二年間アルバイトをしていた。最初は、注文を間違えたり、料理を運ぶのが遅かったりして、よく店長にしかられた。正直に言うと、何度もやめたいと思った。
ある日、いつも来る年配のお客さんに、「君は最近、ずいぶん仕事が早くなったね」と声をかけられた。自分では気づかなかったが、毎日続けているうちに、少しずつできることが増えていたのだ。その一言で、私はとてもうれしくなり、もう少し頑張ってみようと思った。
今になって思うと、あのアルバイトで学んだのは、料理を運ぶ技術だけではない。続けることの大切さや、人の言葉が人をどれだけ元気にするか、ということだった。
お金のためだけだと思っていた仕事が、私にとっては、お金以上に大切なものを与えてくれたのである。
66「私」は、アルバイトを始めたころ、どう感じていたか。
正解 ② 「何度もやめたいと思った」とある。
(2)
67「私」がもう少し頑張ろうと思ったのは、なぜか。
正解 ③ 年配の客の「仕事が早くなったね」という一言でうれしくなり、頑張ろうと思った。
(2)
68このアルバイトについて、「私」は今どう思っているか。
正解 ① 「お金以上に大切なものを与えてくれた」と述べている。
問題6 つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
失敗について「失敗は成功のもと」という言葉がある。失敗をしても、その理由をよく考えて次に生かせば、いつか成功につながる、という意味だ。多くの人がこの言葉を知っているだろう。しかし、実際に失敗したとき、それを前向きに受け止められる人は、それほど多くない。
私自身もそうだった。学生のころ、何かに失敗すると、ひどく落ち込んで、しばらく何もする気になれなかった。失敗した自分はだめな人間だと感じ、新しいことに挑戦するのがこわくなっていった。
考え方が変わったのは、社会に出て働き始めてからだ。あるとき、大きな仕事で失敗をして、上司に謝りに行った。しかし、上司はおこるどころか、こう言った。「失敗しない人間は、何もやっていない人間だ。君が失敗したのは、新しいことに挑戦した証拠だよ。」
その言葉を聞いて、私は失敗に対する見方が大きく変わった。失敗は、挑戦した人だけが経験できるものだ。何もしなければ、失敗もしない代わりに、成長もしない。大切なのは、失敗を恐れて何もしないことではなく、失敗から何を学ぶかということなのだ。
もちろん、同じ失敗を何度もくり返すのはよくない。しかし、新しいことに挑戦して失敗するのは、決して恥ずかしいことではない。むしろ、前に進もうとしている証拠なのだと、今の私は思っている。
69学生のころの「私」について、正しいものはどれか。
正解 ② 学生時代は失敗するとひどく落ち込み、挑戦が怖くなったとある。
失敗について
70上司は、なぜおこらなかったのか。
正解 ① 「失敗は新しいことに挑戦した証拠」という考え方だから。
失敗について
71上司の言葉を聞いて、「私」はどう変わったか。
正解 ③ 「失敗に対する見方が大きく変わった」とある。
失敗について
72この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
正解 ② 失敗から何を学ぶかが大切で、挑戦して失敗するのは前進の証拠だと結論づけている。
問題7 つぎのお知らせを見て、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
みどり市民センター 料理教室のご案内だれでも参加できる料理教室を開きます。申し込みは、参加日の3日前までに、電話または受付でお願いします。
【A】和食コース 毎週火曜日 10:00〜12:00 料金 1,500円
【B】お菓子コース 毎週木曜日 14:00〜16:00 料金 2,000円
【C】パンコース 毎週土曜日 10:00〜12:00 料金 2,000円
【D】子ども料理コース 毎週土曜日 14:00〜15:30 料金 1,000円(小学生のみ)
※材料費は料金にふくまれています。
※エプロンとタオルは各自お持ちください。
※Dコースは、保護者の方もいっしょに参加できます(無料)。
※平日のコース(A・B)は、午前と午後で開始時間が違いますのでご注意ください。
73会社員のサラさんは、木曜日の午後に参加したいと思っている。サラさんに合うコースはどれか。
正解 ② 木曜の午後(14:00〜16:00)はBコース。Aは火曜午前、Cは土曜午前、Dは土曜午後。
みどり市民センター 料理教室のご案内
74このお知らせの内容と合っているものはどれか。
正解 ③ Dは「小学生のみ」。申込は3日前まで、エプロンは各自持参、料金はコースごとに異なる。