日本語能力試験 N3

JLPT N3 模擬試験 #W5

Japanese-Language Proficiency Test · Practice

言語知識(文字・語彙) 35問 言語知識(文法)・読解 39問 聴解 (省略 / omitted)合計 74問
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Language Knowledge — Vocabulary

言語知識(文字・語彙)

制限時間の目安 30分
問題1 のことばの読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
1この地域は自然環境がとても豊かだ。
正解 ① 環境=かんきょう。「境」は「きょう」と読む。
2彼は三年間アメリカに留学していた。
正解 ① 留学=りゅうがく。長音「りゅう」に注意。
3日本語の発音は外国人には難しい。
正解 ① 発音=はつおん。「発」=はつ、「音」=おん。
4二つの国の文化交流が盛んになった。
正解 ① 交流=こうりゅう。「流」=りゅう。
5この問題について深く考えてみた。
正解 ③ 深く=ふかく。訓読み「ふか(い)」。
6大学には留学生を支える制度がある。
正解 ② 支える=ささえる。「支援(しえん)」の「支」。
7試験の結果がもうすぐ発表される。
正解 ② 結果=けっか。促音「っ」に注意。
8彼の意見に多くの人が賛成した。
正解 ① 賛成=さんせい。
問題2 のことばを漢字で書くとき、最もよいものを1・2・3・4から一つえらびなさい。
9この町は外国人のかんこう客が多い。
正解 ② 観光=かんこう。「観(み)る」+「光」。
10先生に作文をなおしてもらった。
正解 ② 文章をなおす=直す。病気は「治す」。
11留学のもくてきは語学力を高めることだ。
正解 ① 目的=もくてき。
12彼女は日本の伝統文化にきょうみがある。
正解 ① 興味=きょうみ。「味」の字形に注意。
13新しい言葉をおぼえるのは楽しい。
正解 ② 覚える=おぼえる。
14大学で経済をせんもんに勉強している。
正解 ② 専門=せんもん。「門」であって「問」ではない。
問題3 つぎの文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
15スピーチ大会に出るため、毎日( )練習している。
正解 ① 一生懸命=全力で。文脈に合う。
16自分のミスに気づいて、彼は( )謝った。
正解 ① 素直に=ありのまま、正直に。謝る様子に合う。
17このアプリを使えば、漢字の意味を簡単に( )ことができる。
正解 ① 意味を調べる。
18留学生活で一番大変なのは、生活習慣の( )だった。
正解 ① 習慣のちがい=相違。
19先生の説明はとても( )で、よく理解できた。
正解 ① 丁寧(ていねい)な説明。
20文化祭で、各国の学生が自分の国を( )した。
正解 ① 国を紹介する。
21日本に来たばかりのころは、言葉が通じなくて( )した。
正解 ③ 苦労(くろう)した=大変な思いをした。
22締め切りに( )ように、早めにレポートを始めよう。
正解 ① 間に合う=時間に遅れない。
23留学の経験は、私の人生に大きな( )を与えた。
正解 ① 影響を与える。
24知らない言葉が出てきたら、すぐに辞書を( )。
正解 ① 辞書を引く=調べる。
25彼は日本語が上手なので、会議の通訳を( )。
正解 ① 通訳を頼まれた(受け身)。
問題4 のことばに意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
26この映画はたいくつだった。
正解 ② たいくつ=つまらない。
27彼の説明はあいまいだった。
正解 ① あいまい=はっきりしない。
28留学の準備がようやく終わった。
正解 ① ようやく=やっと。
29彼女はいつもにこにこしている。
正解 ③ にこにこ=笑って。
30その意見には賛成だ
正解 ② 賛成だ=いいと思う、同じ考えだ。
問題5 つぎのことばの使い方として最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
31あんがい
正解 ② あんがい=思ったより。「あんがい簡単」が正しい。
32慣れる
正解 ① 「(場所・物事)に慣れる」。生活に慣れる。
33申し込む
正解 ① 申し込む=参加や利用を願い出る。
34だんだん
正解 ② だんだん=少しずつ。「だんだん上手に」が正しい。
35立場
正解 ① 立場=その人が置かれた状況・役割。
Language Knowledge (Grammar) / Reading

言語知識(文法)・読解

制限時間の目安 70分
問題1 つぎの文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
36日本語は、練習すれば練習する( )上手になる。
正解 ① 「~ば~ほど」=するほどますます。
37先生の分かりやすい説明の( )、やっと文法が理解できた。
正解 ① よい結果の原因は「おかげで」。
38大雪が降った( )、飛行機が飛ばなかった。
正解 ① 「~ために」=原因・理由。
39外国から来た留学生( )、日本の習慣は分かりにくいことが多い。
正解 ① 「~にとって」=~の立場から見ると。
40三年も日本語を勉強した( )、まだうまく話せない。
正解 ① 「~のに」=予想に反する逆接。
41この教科書は、子ども( )大人まで使える。
正解 ① 「~から~まで」=範囲。
42一度約束した( )、必ず守らなければならない。
正解 ① 「~た以上(は)」=~したからには当然。
43彼は日本語が話せる( )、英語も中国語も話せる。
正解 ① 「~だけでなく(…も)」=追加。
44先生に教えて( )通りに、漢字を書いた。
正解 ① 自分が恩恵を受ける「~てもらった」。
45日本の生活に慣れる( )、日本語も上達してきた。
正解 ① 「~にしたがって」=~につれて変化。
46試験に合格できる( )、毎日漢字を覚えている。
正解 ① 可能形+「ように」=目標。
47たとえ難しく( )、最後まであきらめないつもりだ。
正解 ① 「たとえ~ても」=仮定の逆接。
48スピーチは、すべて日本語で行う( )になっている。
正解 ① 「~ことになっている」=決まり・規則。
問題2 つぎの文の ★ に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
49留学を __ __ __ 、両親に相談した。
1 する23 どうか4 決める前に
正解 ③ 正:留学をするかどうか決める前に…。★=「どうか」。
50日本語は __ __ __ と思う。
1 勉強すれば2 する3 ほど4 面白い
正解 ③ 正:勉強すればするほど面白いと思う。★=「ほど」。
51先生が __ __ __ 、すぐに理解できた。
1 くれた2 説明して3 おかげで4 分かりやすく
正解 ① 正:分かりやすく説明してくれたおかげで…。★=「くれた」。
52外国の文化を __ __ __ ことが大切だ。
1 知る2 だけでなく3 尊重する4 理解し
正解 ④ 正:知るだけでなく理解し尊重することが大切だ。★=「理解し」。
53日本に来た __ __ __ 、毎日が新鮮だ。
1 こと2 初めての3 ばかりで4 が多く
正解 ① 正:日本に来たばかりで初めてのことが多く…。★=「こと」。
問題3 つぎの文章を読んで、文章全体の内容を考えて、 1 から 5 の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
留学日記私は二年前に日本へ留学しました。来たばかりのころは、日本語が 1 、毎日とても苦労しました。買い物のときも、店員さんの言うことが聞き取れず、何度も聞き返しました。  2 、近所の人がいつも親切に話しかけてくれたので、少しずつ自信がついてきました。 日本語を上達させる 3 、私は毎日日記を書くことにしました。最初は短い文しか書けませんでしたが、続けている 4 、だんだん長い文章が書けるようになりました。 今では、日本人の友達と冗談を言い合えるほどになりました。言葉が通じる喜びは、留学して 5 手に入れた大きな宝物だと思います。
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正解 ② 苦労した理由なので「ほとんど話せず」が自然。
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正解 ② 苦労 → 自信がついた、の逆接で「しかし」。
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正解 ① 目的を表す「(上達させる)ために」。
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正解 ① 「続けているうちに」=継続の間に変化。
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正解 ① 「留学して初めて手に入れた」=留学があってこそ得られた。
問題4 つぎの(1)から(4)の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1)国際交流センターからのお知らせ 来月の文化交流会では、参加者がそれぞれ自分の国の料理を一品持ってくることになりました。当日は、料理を食べながら、おたがいの文化について自由に話し合います。なお、料理を作るのが難しい方は、写真や資料を使って自分の国の食文化を紹介してくださってもかまいません。参加を希望する方は、今週金曜日までに受付に申し込んでください。
59このお知らせから、参加者がしなければならないことは何か。
正解 ① 料理の持参か、写真・資料での紹介のどちらかでよい。
(2)日本語には「すみません」という便利な言葉がある。これは謝るときだけでなく、人に何かを頼むときや、お礼を言うときにも使われる。外国人の中には、「ありがとう」と言うべき場面で「すみません」と言う日本人を見て、不思議に思う人もいる。しかし、これは相手に手間をかけたことへの気づかいが込められた表現で、日本人の考え方をよく表していると言えるだろう。
60筆者は「すみません」という言葉について、どう考えているか。
正解 ③ 相手への気づかいが込められ、日本人の考え方を表す、と述べている。
(3)留学を考えている学生からよく「英語が話せないと留学できませんか」と聞かれる。たしかに語学力はあったほうがよい。しかし、私が一番大切だと思うのは、分からないことを分からないと言える勇気だ。完璧に話そうとして黙ってしまうより、間違いをおそれずに話しかけるほうが、ずっと早く言葉も友達も増えていく。
61筆者が留学で最も大切だと考えていることは何か。
正解 ③ 「分からないと言える勇気」「間違いをおそれず話す」が要点。
(4)日本語教室からのお知らせ 来週水曜日の授業では、漢字テストを行います。範囲は教科書の第5課から第8課までです。テストに合格しなかった人は、次の週にもう一度受けることができます。ただし、再テストは一回だけですので、しっかり準備してきてください。テスト当日に欠席した場合は、必ず先生に連絡してください。
62このお知らせの内容として正しいものはどれか。
正解 ② 再テストは一回のみ。範囲は第5〜8課、欠席時は連絡が必要。
問題5 つぎの(1)と(2)の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1)私が日本に留学して最も驚いたのは、電車の中がとても静かなことだった。私の国では、電車の中で大きな声で話したり、電話をしたりするのはふつうのことだ。ところが日本では、ほとんどの人が静かに本を読んだり、スマートフォンを見たりしている。電話がかかってきても、小さな声で「あとでかけ直す」と言って、すぐに切ってしまう人が多い。 最初、私はこの静けさが少し冷たく感じられた。みんなが他人に関心がないように見えたからだ。しかし、日本人の友達にこのことを話すと、彼女は「まわりの人のじゃまをしないようにしているだけだよ」と教えてくれた。つまり、静かにすることは、冷たさではなく、相手への思いやりだったのだ。 この経験から、私は一つのことを学んだ。ある行動が、自分の国では失礼でも、別の国では礼儀正しいことがある。外国の文化を理解するには、見えるものだけで判断せず、その後ろにある考え方を知ろうとすることが大切なのだ。
63筆者が日本の電車で最も驚いたことは何か。
正解 ② 冒頭に「電車の中がとても静かなこと」とある。
64筆者は、最初なぜ静けさを冷たく感じたのか。
正解 ② 「他人に関心がないように見えた」ことが理由。
65この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
正解 ③ 最終段落の主張。背景の考え方を知ろうとすることが大切。
(2)外国人にとって、日本語の学習で特に難しいと言われるのが漢字だ。数が多いうえに、一つの漢字にいくつもの読み方があるからだ。実際、私の友人の留学生たちも、漢字を覚えるのに苦労していた。 しかし、ある中国出身の友人は、漢字をあまり苦にしていなかった。中国語にも漢字があるので、意味が想像できることが多いのだという。一方で、彼女は「読み方は中国語と全然ちがうので、かえって混乱することもある」とも言っていた。同じ漢字でも、国によって使い方や読み方がちがうのだ。 私は漢字を覚えるとき、ただ書いて暗記するのではなく、その漢字が使われている言葉や文章ごと覚えるようにしている。たとえば「流」という字なら、「交流」「流行」のように、関係のある言葉をいっしょに覚える。こうすると、一つの漢字から多くの言葉を学ぶことができ、忘れにくくなる。漢字は大変だが、覚え方をくふうすれば、日本語学習の強い味方になると私は思う。
66漢字が難しいと言われる理由として、本文に合うものはどれか。
正解 ② 「数が多いうえに、一つの漢字にいくつもの読み方がある」。
67中国出身の友人について、本文の内容と合うものはどれか。
正解 ② 意味は想像できるが、読み方が違って混乱する、と述べている。
68筆者がすすめている漢字の覚え方はどれか。
正解 ③ 「言葉や文章ごと覚える」ことをすすめている。
問題6 つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
日本に来て一年がたった。この一年で、私の「当たり前」が何度も変わった。 来たばかりのころ、私は日本人はみんなまじめで、ルールを必ず守る人たちだと思っていた。たしかに、電車は時間どおりに来るし、約束の時間に遅れる人も少ない。ごみの分け方も細かく決められていて、最初は覚えるのが大変だった。私の国では、ここまで細かいルールはない。だから私は、日本人はルールが好きなのだろうと考えていた。 しかし、日本人の友達と話すうちに、考えが変わってきた。彼らはルールが「好き」なのではなく、まわりの人にめいわくをかけたくない、という気持ちが強いのだ。たとえばごみの分別も、「そう決まっているから」というより、「みんなが気持ちよく暮らせるように」という思いから来ているのだという。同じ行動でも、その理由を知ると、見え方がまったくちがってくる。 もう一つ気づいたことがある。それは、「日本人はこうだ」と一つにまとめて考えるのは正しくない、ということだ。時間を守る人もいれば、よく遅れる人もいる。静かな人もいれば、にぎやかな人もいる。当然のことだが、外国にいると、つい「その国の人はみんな同じ」と考えてしまいがちだ。 留学のいちばんの収穫は、語学力よりも、こうした見方を身につけられたことかもしれない。相手を決めつけず、その背景にあるものを想像する。これは、どこの国で、だれと付き合うときにも役に立つ力だと思う。
69筆者は来たばかりのころ、日本人についてどう思っていたか。
正解 ② 第2段落「まじめで、ルールを必ず守る人たちだと思っていた」。
70日本人がごみを細かく分けるのは、なぜだと友達は言っているか。
正解 ③ 「みんなが気持ちよく暮らせるように」という思いから、と説明されている。
71筆者が気づいた「もう一つのこと」とはどんなことか。
正解 ② 第4段落の内容。人を一つにまとめて考えるのは正しくない。
72この文章で筆者が最も伝えたいことは何か。
正解 ③ 最終段落の主張。相手を決めつけず背景を想像する力こそ収穫。
問題7 右のページは、ある市の国際交流プログラムの案内である。これを読んで、下の質問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
さくら市国際交流プログラム 参加者募集【A】日本語おしゃべり会  日時:毎週土曜 10:00〜11:30 / 参加費:無料  対象:日本語 初級以上 / 申し込み:不要 【B】日本文化体験(茶道・書道)  日時:毎月第2日曜 13:00〜15:00 / 参加費:500円  定員:15名 / 申し込み:必要(前日まで) 【C】留学相談会  日時:毎月第4土曜 14:00〜16:00 / 参加費:無料  対象:海外留学を考えている人 / 申し込み:必要(1週間前まで) 【D】外国語交流サロン  日時:毎週水曜 18:00〜19:30 / 参加費:無料  いろいろな国の人と話せます / 申し込み:不要 ※すべてのコースはさくら市国際交流センターで行います。 ※BコースとCコースの申し込みは、電話またはセンター受付で受け付けます。
73平日の昼間は仕事があるが、週末に日本の伝統文化を体験したい人に合うコースはどれか。
正解 ② 伝統文化体験(茶道・書道)はB。第2日曜=週末に開催。
74Cコースに参加したい人がしなければならないことは何か。
正解 ② Cは無料だが、1週間前までの申し込みが必要。